みなさま
お久しぶりです!
酷暑の夏は終わった・・・と信じたい台風の後・・・
前回から、まただいぶ日にちが経ってしまいました
久しぶりのアップ
と、いうことは
ハイそうです、告知です
すみません
家の光

かわいい♡王林ちゃんが表紙の9月号で
特集 みんな大好きみその力
「ジッパー袋で作る手作りみそ」を担当しました

ジッパー袋=ジップロックです
Lサイズの袋を使って、1.5kgほどの量を作ります
糀は、いつもお世話になっている
滋賀「ハッピー太郎醸造所」さん
こちらは通年で糀を作っていらっしゃるので、助かります!
今回も、ありがとうございました
そもそも、私がおみそ作りを始めたのは、
祖母が高齢のため、おみそ作りをやめてしまい、
実家からの麦みそ供給が途絶えた20年ほど前・・・
「困るだろうけど・・・」という母に
「東京で適当に探してみるよ!」と、ちょっと嬉しそうに言ったのは、
“おみそを買う生活”に憧れがあったからでした。
その頃、食関係のライターの仕事を始めていた私は、
東京には何軒か、歴史のある有名なおみそ屋さんがあることを知り、
買ってみたい〜と思っていたのです。
それでなくても、子どもの頃から、
祖母がおみそを作ってくれていたので、
実家でも、市販のおみそを食べたことがほとんどありませんでした。
正直、スーパーでもいいから、とにかく買ってみたかった!
ただ、20数年前は、お試しやお味見サイズ的な売り方はなく、
買えるのは、300gや、500g・・・
ある程度まとまった量を購入することになるため、
雑誌でよく見るモダンなおみそ屋さん、
下町に行ったら、あのお店で・・・などと
調子に乗ってやっていたら、
自宅におみそが大量にストックされていきました。
誤算だったのは、
麦みそで甘やかされた私の口には、
お店の甘口のおみそですら、
非常にしょっぱく感じてしまい、とにかく減らない・・・
気に入ったおみそを探したい、と
新しいおみそを買えば、
前のおみそは、奥へ、奥へと押しやられ、
しかし、使わなくても捨てられない。
そんなことを続けているうちに、
おみそ汁という日常食が安心して食べられないと、
なんだか日々、モヤモヤが溜まる〜〜〜というのに耐えかねて
自分で作る決心をしたのでした
そこからも結構、長い時間がかかりました。
料理では頼りになる母も、おみそ作りは未体験。
というので、
職場にあった、おみそのレシピを調べると
これまた大量生産するものばかり!
初めてのチャレンジ・・・
失敗したくない&大量ストックを抱えるプレッシャーを避けたい私は、
材料を1/10量くらいに見当をつけ、試作を繰り返しました
その頃住んでいた狭いアパートの風の通り道を考えたり、
涼しそうなところを探して、あちこち移動。
しかし、最初のうちは、とにかく、カビとの戦いでした。
見つけたカビを取り除いているうちに、
少量だけ仕込んだみそは、
ほとんどがなくなってしまう年もありました。。。これは非常に悲しかった
自分好みで、安定して作れる配合がわかってきて、
管理ができるようになったのは、ここ10年くらい。
今でも、気候や管理によってカビが生えることもありますが、
あぁ今年は生えちゃったかぁ〜くらいの平らな気持ちで、
さっさと取り除くだけの太々しさも身につけました。
ここ数年は、おみそ教室も開催し、
生徒さんからの質問にも、大体、答えられるようになってきました。
少量仕込みなので、大量に作るのとは別の気遣いをしますが、
だいたいの失敗は、私が先に体験して、解消してきたレシピです。
時間の経過で変化するおみその様子に、小さな糀菌のがんばりを感じます。
この、“育てている感じ”
ちょくちょく様子を見る
これが、少量仕込みならではの楽しみだと思います
「手作り」のハードルを下げる少量仕込み、ぜひ試してみてください!